サイディングの種類について 堺市 外壁塗装・雨漏り専門店の千成工務店
2019.09.04 (Wed) 更新
こんにちは!大阪府 堺市 外壁塗装・雨漏り専門店の千成工務店、事務の井上です!
今回は、サイディングの種類についてお話させて頂きます
そもそもサイディングって何?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
以前【オートンイクシードについて】の記事で少しご紹介させていただきましたが、
サイディングとは、近年もっとも多く住宅で使用されている外壁素材の一種であり、
セメント質と繊維質を主な原料とした外装材です。
サイディングはサイディングボードともいわれ、板状になっているので
建物の骨格に合わせて貼り付けます。
サイディングは主に4種に分類されるので1つずつご紹介していきます。
【窯業系】
デザインが豊富で人気が高く、サイディングの中で一番多く選ばれています。
価格帯が比較的安く、工期が短いことや施工性の良さも評価されています。
セメント系材料を繊維素材等で強化プレス形成したものなので、
硬質で耐震・耐水・耐火・耐久性に優れています。
中には、少し値は張りますが、遮音性や断熱性にも優れたものもあります。
【木質系】
木片セメント・天然木・合板等に塗装を施したもので、表面を炭化処理したものが多く使われています。
天然木を使用していることから、他に比べてデリケートなため、定期的なメンテナンスが重要です。
最近では防火指定地域であっても使用できるように、不燃処理をした製品も多くなりました。
そして、天然素材であるため、材料にバラつきがありますが、デザインに味わいと風合いが加わり
経年による木材の色合いの変化を楽しめますし、部分的に用いることで建物のアクセントにもなります。
【樹脂系】
塩化ビニール樹脂製の外装材です。弾力性があり、衝撃に強く腐食やひび割れが起きにくく、
燃えにくい性質があります。日本ではまだ、あまり普及されていませんが、
北米では普及が進んでいます。耐久性、耐塩害性、耐冷害性、耐候性に優れています。
撥水性も優れているので雨漏りの心配もほとんどなく、錆の発生はない。
表面塗装でなく、顔料が練り込まれているので再塗装が不要で、破損の際その部分のみの張替えが出来る。
【金属系】
窯業系に続いて人気なのが金属系です。表面にメッキ塗装が施された金属板に、
断熱材が裏打ちされているため、断熱性にも優れている。工場で生産されているので、
仕上がりが均一でキレイなことが特徴です。断熱性だけでなく、防音性も高くなっています。
軽量なので取扱いが容易で、既材壁の改修に適しています。
耐震性・耐水性・耐久性・耐凍害性に優れている。メンテナンス周期が長いので、
維持費を安く済ませることが出来ます。
以上がサイディングの主な4つの種類の説明になります。
サイディング自体の寿命は約30年と言われていますが、メンテナンスの周期は約10年です。
破損や目地の劣化、チョーキング現象(外壁塗膜の劣化により外壁面に触れると白い粉状のものが
付着する事)等が見られたら、塗替えのサインです。
また、既存の外壁の上にサイディングを張り付けて、外観を新築同様に見せるカバー工法もおすすめです。
今後、リフォーム(外壁・屋根改修)でサイディングをご検討の方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
堺市周辺で 外壁塗装・屋根塗装をご検討中なら、ぜひご相談ください。
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