M様邸現場調査 外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店
2020.02.14 (Fri) 更新
こんにちは!大阪府 堺市 外壁塗装・雨漏り専門店の千成工務店です!
今回は、2018年の台風被害で屋根被害が発生し、ハウスメーカーに修理をお願いしたが
比較的被害が軽いと判断されてしまい工事開始が後まわしになる事(被害が甚大な家を優先的に修理工事を行う為)から
弊社へお問い合わせを頂きましたM様邸の現場調査での様子をご紹介します。
※被害状況
M様邸のお家は3階建で梯子が使えない為、今回はドローンでの屋根点検を行いました。
屋根葺き材カラーベストを抑える金物=棟包みが下地と共に風害により飛んでいる状況でした。(下記写真参照)
カラーベストにもいくつかのひび割れが発生していましたがこれは飛散物による被害ではなく経年劣化による物でした。
棟包みとは、屋根板金の事です。
屋根の面と面が合わさる接合部分を板金で覆い、雨水の侵入を防いだり、各屋根材を繋ぎ留める役割があります。
※原因
屋根の一部がとんで行ったと言うお問い合わせをよく頂き、現場調査に行った際によくある事例が
今回の様な棟包みの飛散被害がとても多いのですが、なぜこの様な被害が多いのかを説明します。
先ほど書いた様に経年劣化によるひび割れが生じていたとありましたが、主に風雨が原因で劣化していきます。
それにより板金の浮きや釘の抜けが発生してしまいます。
雨や風に晒され、劣化した板金が浮いてくると、やがて板金を留めつけている木の板が朽ちてしまいます。
そうすると、外れていなかった釘も外れ、板金の剥がれや飛散に繋がります。
更に屋根の為に気軽に劣化に気づく事が出来ない為そのまま放置されてしまいます。
※施工方法
棟板金の下地にあたる構造材を交換します。
下地には防腐処理をした木材を使用するか、木材ではなく樹脂製の下地に変更するかのご提案をしました。
下地材の腐食が原因で台風や強風で煽られて板金が飛散することもあります。
同じような事態が起こらないよう、板金の下地には樹脂製のハイブリット建材を取りつける事ができます。
また、釘ではなく板金用ビスを使用し、ビス頭を抜け落ち防止の為シーリング処理の施工方法をご検討頂きました。
屋根の経年劣化は、中々気づく事が難しくまた屋根に上っての点検作業は非常に危険ですので
気になる事がございましたらぜひご連絡の程お待ちしております。
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