釘の抜けの危険性について 外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店
2020.03.13 (Fri) 更新
外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店です!
今回は、屋根のとても大事な部分となる棟板金の釘の抜け放置は危険についてご説明させて頂きます。
まず、棟板金とは屋根の頂点にある板金のことです。屋根の内部に雨水が入らないようにかぶさっています。
この棟板金は、板金の横から釘で固定しているのですが、
この釘の部分が実は非常に大事な部材で釘が浮いた隙間を放置すると雨水が家の中に入り徐々に家を傷めてしまいます。
一般的な例を上げると築7年~10年程経過するとこの様に釘が浮いてくるという現象が起こります。
なぜ釘が浮いてくるのかと言うと、主な原因の一つに熱膨張にあります。
※熱膨張とは・・・金属が熱で温められると起きる現象の事を言います。
板金は金属の為、太陽の熱で温められると膨張し、夜涼しくなると縮む性質があります。
膨張するときは釘も一緒に引っ張られますが、収縮するときは板金だけが収縮してしまいます。
この膨張・収縮を長年繰り返すことで、徐々に釘が抜けていってしまいます。
この釘の浮きを放置しておくととても危険ですのでご説明します。
★雨漏りの原因の為、家の寿命が短くなる
釘の隙間から雨水が入り込み家の中に浸透していきます。水は重力によって上から下へと流れていくので
屋根の頂上から入った水は、お家のあらゆる場所に影響してしまう危険があります。
☆板金や瓦が風により飛ばされる
釘がゆるんだままだと、台風などの際に棟板金が飛ばされ落下してしまう危険があります。
屋根に沿って下から上に吹き上げるような強風が吹いた場合には、浮いた板金の隙間から風が入って煽られてしまうからです。
万が一飛散した場合に物や人に当たると大きな被害を出してしまいます。
★釘の隙間から雨水が入る
浮いた釘の隙間から雨水が侵入し、木部が傷む原因となります。
ほんの小さな釘穴からでも侵入し内部の木材に浸み込んでしまうからです。
この様に様々な所に影響を及ぼす事が考えられるのですが、普段の生活ではここまで気づく事が出来ません。
ご自身で屋根に登る行為は非常に危険なのでやめましょう。
当社はドローンを使用し屋根点検をしておりますので、このような点検も安全に正確にさせて頂きます。
築数年経ってきて屋根の状況が気になる等ございましたら、お気軽にお電話をお待ちしております!
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