DIYでのシーリング補修について
2020.03.25 (Wed) 更新
外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店です!
今回は、DIYでのシーリング補修についてお話させていただきます。
まず初めにシーリングとは、気密性・防水性を保つために、建築物の継ぎ目や隙間を
シーリング材(ペースト状の建築材料)で塞ぐ事です。
以前Blogでご紹介させていただきましたオートンイクシードについての記事で詳しくご説明させていただいていますのでご参考にしてください。
先日、外壁塗装のご依頼をいただいたお客様のお宅に現場調査に伺った時のことです。
目地が劣化してヒビが入ってきたため、ご自身でシーリング補修をされたとのことでした。
最近流行りのDIYですが、何らかの理由で今すぐには業者に依頼することができない、
少しの間持てば良い、自分で直した方が安い等、理由は様々ですが
DIYで手直しされる場合は、用法をきちんと把握してチャレンジしてください。
以下シーリングの主な種類をご紹介させていただきます。
☆シリコン系☆
耐久性・耐候性・耐熱性に優れていて、主にガラス廻りやキッチン・浴槽等の水廻りに使用します。
☆変成シリコン系☆
名前にシリコンと付いていますが、シリコン系とは全くの別物になり、耐候性が高く、主に屋根や外壁の目地等に多く使用されています。
☆ポリウレタン系☆
塗料の付着性が良く、主にALC外壁やサイディング壁の目地、サッシ廻りに使用します。
弊社で使用している、オートンイクシードは、同じポリウレタン系でも、耐候性が高く
塗料の付着性も良く、パーフェクトのシーリング材と言えるのですが、主にサイディング壁の目地専用なのでALCやコンクリート系の外壁には不向きです。ですから、その点は注意が必要です。
今回お客様がご自身でなされていたシーリング補修ですが、外壁には不向きのシリコン系のシーリング材を使用しておられました。
シリコン系のシーリング材は塗料を弾くため上からの塗装ができません。よって増し打ちと言って上から新たに専用のシーリング材で充填(じゅうてん)するか、打ち替えと言って、既存のシーリングを全て撤去してやり直すかのどちらかの選択が必要になります。
1箇所ひび割れ等がみられる時点で全体的に劣化は進んでいます。DIYでの補修は費用も少なくて済み、応急処置として行う分にはおススメ出来ますが、DIYでお家のシーリングを全て打ち替えるのは大変ですし、高所等では危険も伴います。費用は掛かりますがプロに任せて安全でキレイな仕上がりになる方が良いのではないでしょうか。
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