漆喰について 外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店
2020.04.10 (Fri) 更新
外壁塗装・雨漏り専門店 堺市 千成工務店です!
今回は雨漏り対策のポイントともなる、屋根の漆喰についてご説明させて頂きます。
まずはじめに、漆喰とは昔から内装、外装に幅広く使われてきた白い材料です。壁や塀などでも頻繁に採用されている建築材の事です。
漆喰はとても頑丈で、姫路城等のお城にも使用されています。
石灰に水や油、繊維などを混ぜて作られており、防水性に優れているため壁の塗装だけでなく、屋根工事にもよく使用されます。
漆喰の役割や特徴
- 化学物質に代表されるホルムアルデヒドを吸収し分解
- ウィルスを抑制し、有害菌に対する抗菌性
- 二酸化炭素に反応し固まる性質があり、年が経つに連れ硬度が増す
- 湿度が飽和状態の時は吸い、乾燥時は吐き出す天然の除湿と加湿材料
この写真を見てお分かり頂くように、漆喰は狭い範囲なので自分で工事ができると考えられる方が多いのですが、漆喰は雨漏りを防いだり、瓦を繋ぎ合わせたりと重要な役割を持っているので、工事を適切に行わなければ屋根全体に傷みが広がってしまいます。
漆喰が崩れてしまうと、そこから、雨水が侵入してしまい雨漏りの原因にもなります。
ではどの様な施工手順になるのかご説明します。
- 既存の漆喰を剥がす
- 既存の漆喰を剥がす作業をするのですが、元の葺き土が見えるまで剥がした方が漆喰は定着します。
2、葺き土を整える
葺き土とは、漆喰の下地となる土のことです。デコボコしていると漆喰が塗りにくくなるので、表面を平らにならします。そして、漆喰を馴染みやすくするため、霧吹きで湿らせます。
- 漆喰を塗布
漆喰を隙間なく均一に塗ります。
この際、職人の熟練度や技術力によって品質を左右します。
また、DIYをお勧めしない理由に、下準備(足場や漆喰の購入、屋根用の靴を準備する等)が大変である事と、一般の方が屋根に登ると瓦を踏んで割ったり、漆喰を塗りすぎて、新たな雨漏りの原因を作ってしまうことにもなりかねません。手間と時間ばかりに追われて、結局は形だけの漆喰補修になってしまいますので、業者へご連絡される事をおススメしています。
千成工務店は、経験豊富な一流の腕を持つ職人が、あなたのお家を守る塗装をします。
ご相談・お見積りは無料です!