堺市 T様邸 鉄部塗装
2018.06.05 (Tue) 更新
堺市で外壁塗装工事・防水工事・漏水工事でお世話になっています。大森です。
本日は堺市のT様宅にて鉄部塗装を行います。
鉄部錆止めを塗布し、上塗りをかけていきます。
こちらも塗装の艶は3分艶を塗布しています。見てわかる通り高級感あふれる感じで艶がでていますよね。
塗料は、顔料・樹脂・溶剤を混ぜて作られており、場合により添加剤を加えて形成されています。塗料の成分構成は、顔料・樹脂・添加剤など乾燥後も塗膜として残る塗膜成分と、溶剤など塗膜形成中に揮発してしまう非塗膜成分とからなっています。顔料を含む塗料をエナメル、含まない塗料をクリアーといいます。
顔料は、水、油、溶剤などに溶けずそのものが色をもつ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分です。顔料には、着色顔料と体質顔料、機能性顔料の3種類があり、塗料の色を決める顔料は着色顔料と呼ばれ、有機顔料と無機顔料とがあります。
有機顔料とは石油からつくられる合成顔料で、現在は100を越える種類があり、鮮明であらゆる色彩をつくりだすことができます。一部のものを除いては無機顔料に比べて隠ぺい力が小さく、耐候性が劣り、やや高価です。特に屋外では色褪せしやすいという特徴を持っています。
無機顔料とは鉱物顔料ともいわれ、もとは色のついた鉱物やさびなど自然物のものを使用しています。よって顔料の種類が少なく、使える色に制限があります。一般的には隠ぺい力が高く、耐候性や耐薬品性に優れています。有機顔料に比べ鮮明な色が出にくい反面、変褪色が大変少ないという特徴を持っています。
ある程度でも良いのですが、塗料の成分まで知っておくとリフォームの際に役立ちますので少しでも覚えておくのが良いと思います。