堺市 H小学校 浮き部注入 堺市の外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 千成工務店
2018.08.25 (Sat) 更新
堺市で外壁塗装工事・防水工事・漏水工事でお世話になっています。 大森です。
本日は堺市H小学校のアンカーピンニング工法をご紹介します。
アンカーピンニングとは、建築や補修の際に外壁などの欠損や浮きの補修を行う工法です。アンカーピンニング部分エポキシ樹脂注入工法とも言います。建物を修繕する際に行われる工法の一つで、モルタル・コンクリート・タイルなどの剥離による落下を未然に防ぐために、浮いてしまっている部分をアンカーピンニングやエポキシ樹脂で固定することを目的としています。
このような躯体とモルタルなどの間にできる浮きは、地震・風圧・気温・日射の熱などの自然条件によって発生します。そのため、経年によりどのマンションでも起こります。このような浮きを補修する方法としてはエポキシを注入するだけの工法よりもアンカーピンニング工法の方が浮いているモルタルやタイルを固定する力が大きいと言われます。
建物は、地震などの自然現象を受けて外壁のモルタルやタイルが剥落することがあります。このような剥落は、近くに住人がいる場合に事故につながりやすく危険を伴います。そこで未然に剥落の原因となるモルタルやタイルの浮いている部分を補修することが重要になってきます。マンションの大規模修繕工事は外壁の浮きの補修を行うよい機会なので、もれなく補修する必要があるでしょう。
そこで、まず熟練した診断士による正確な下地調査を行います。下地調査が完了した後に管理組合や修繕委員会の方と一緒に劣化状況の確認をしっかりと行い、報告をすることが大切になります。その後、下地補修の項目が正確な実数がでますので、その項目に沿った補修を行ってくことでもれがなく補修することができます。
その補修の一部として、剥落が起こらないように外壁の浮きの補修を行います。浮きの補修には一般的にアンカーピンニング工法を用います。この工法は、浮いているモルタルやタイルの部分を電動ドリルで削孔し、エポキシ樹脂を充填します。その後、アンカーピン(ステンレスピン)を挿入し仕上げを行います。このようにアンカーピンを浮いている部分に入れることでモルタルやタイルの剥離を防ぎ、剥落を予防します。
剥落を未然に防ぐことで安全に住むことに繋がりますので、モルタルなどの浮きは修繕工事の際に必ず補修するのが適切です。