外壁浮き打診調査→爆裂補修→鉄筋コンクリート(RC造)住宅塗装 堺市Y様 | 堺市の外壁塗装専門店 千成工務店
2020.11.19 (Thu)
外壁浮き打診調査→爆裂補修→鉄筋コンクリート(RC造)住宅塗装 堺市Y様 | 堺市の外壁塗装専門店 千成工務店 施工データ
場所 | 大阪府堺市北区 |
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工事内容 | 補修外壁塗装防水工事 |
使用材料 | 外 壁 :下塗り ダイナミックフィラー (関西ペイント) 上塗り ダイナミックトップ (関西ペイント) 屋上ウレタン防水 :エバーコート工法 (ダイフレックス) |
施工箇所 | 外壁の浮き・爆裂欠損補修、外壁塗装、屋上ウレタン防水 |
担当者コメント
RC(鉄筋コンクリート)住宅に起こりやすい経年劣化による外壁の浮きや欠損などの補修についてお問い合わせをいただきました。
これからも長く安心してお住まいいただけるように、まずは建物の状態を正確に把握していきます。
外壁を専用の道具で叩いて、浮きや欠損部などを探していく打診調査を行い、下地補修が必要と判断した箇所にラッカースプレーでマーキングをします。
目視できる不具合箇所、さらに叩いた音の変化により目に見えない隠れた脆弱部を探すことも重要となる調査です。
塗装作業に入る前に、マーキングした箇所を公共工事で培った豊富な経験と質の高い技術にて、しっかり補修して再発を防止します。
外壁爆裂欠損部
サビのある鉄筋が露出するまで表面をはつり落とします。次に、鉄筋のサビを徹底的にブラシで落とし清掃。サビを少しでも残してしまうと再発する恐れがあるためです。外壁爆裂欠損補修 防錆塗布
サビ層への浸透性に優れ、付着性が高いスーパーザウルスで防錆処理をしています。外壁爆裂欠損補修 プライマー塗布
サビ止め塗料が硬化したら、サビの進行を抑える防錆エポキシプライマーを塗布。上塗り塗料を付着しやすくします。外壁爆裂欠損補修 シーラー塗布
エポキシ樹脂モルタルで爆裂欠損部を埋めて、カチオンシーラーを塗布。安定した密着性・付着性が得られるシーラーで下地調整します。外壁爆裂欠損補修 パターン復旧
まわりの壁に合わせてパターン復旧を行います。手間のかかる工程ですが、仕上がりに大きな違いが出ます。外壁爆裂欠損部 塗装完了
下塗りに微細なひび割れに追従する微弾性フィラーを塗り、上塗り仕上げ材を2回塗り完了。補修箇所の違和感のない仕上がりです。外壁浮き補修 塗膜撤去
塗膜の浮いている箇所を剥がします。下地に密着していない塗膜はボロボロと剥がれてきます。外壁浮き補修 プライマー塗布
刷毛でユニエポ補修用プライマーを塗り込みます。外壁浮き補修 不陸調整1回目
接着性に優れたセメント系の下地調整材カチオンフィラーをコテを使って補修箇所の凹凸をなだらかにします。外壁浮き補修 不陸調整2回目
次はキメの細かい粒子で、まわりの壁と比べて段差がない平滑な下地に整えます。外壁浮き補修 シーラー塗布
不陸調整完了後、上塗り材との密着性を高めるカチオンシーラー塗布。外壁浮き補修 パターン復旧
パターン復旧作業です。補修箇所へ吹き付けて、現状の凹凸模様に合わせることはとても技術の必要な作業です。外壁浮き補修 塗装完了
下塗り材を塗布し、水性塗料ダイナミックトップを2回塗り完了です。まわりの壁との違和感のないパターン合わせが職人技ですね。施工完了
適切な処置をして再発しないように補修。下地調整を徹底して行い、きれいな仕上がりになりました。屋上防水工事も行い、これで安心してお過ごしいただけます。